仕事で感情的になる人は、いませんか?
一生懸命に頑張っているのに、「なんで、こうなったんだ!」と、一方的に怒る。
「理由を説明しろ!」と言われ、理由を説明すると「言い訳するな!」と更に怒る。
または、言葉には出さないけど、明らかに怒っているのが分かる人もいますよね。
そんなことがあると、
話も聞かずに怒られると、経過や結果を正しく伝えたいと思ったり、
言われた通りに理由を説明したのにどうすれば良いのと思ったりしますよね。
または、なにに対して怒っているんだろう?これは何か改善したほうが良いのか?
と、気を揉む方もいらっしゃると思います。
仕事で感情的になるなんて非常識だし、仕事上で感情的になる必要もないと考えている、そこの貴方。
はい、そうです。その通りです。
しかし、仕事は立場のうえに成り立っています。
上司や先輩など強い立場の人から怒られたり、怒っているのが分かったりすると、
周囲も強い立場の人にそれとなく合わせて、だんだん疎外感がでます。
そうなると、貴方は感情的に起こられたストレスがあるうえに、
周囲との関係も微妙になり、余計にストレスを抱えます。
今回は「仕事で感情的になった相手を黙らせる。貴方のストレスを減らす、3つの方法」をお話していきます。
この方法を最後まで読み、ちゃんとポイントを押さえて相手の感情と向き合えれば、
貴方のストレスが減ります。
長い文章ですが、最後までお付き合いくださいませ。
感情的になった、相手の秘密!
冷静に話せば良いことで感情を露骨に出されると、ヒヤヒヤしますよね。
感情を露骨に出す人は、出てくる言葉とは裏腹に、その人の中でいろいろな思いが渦巻いています。
感情的になって出てくる、言葉のウラの思いをみてみましょう。
「自分の責任ではない!お前の責任だ!」
責任から、自分を守ろうとする思いがあります。
同僚だったら、責任を取る勇気がありません。上司なら、責任感がありません。
責任を取ることが怖くて、感情的になります。
こんな人には、一方的に怒っていたので言いそびれたけれど実は「解決策がある」とか、
「責任は会社にある」ので、あなた一人の責任ではないと、そっと伝えましょう。
>>馴染めない!あの人をうまくかわすのは、たった2つの対処法
「こんな難しい問題を持って来るな!」
解決策を出せないことを、隠そうとする思いがあります。
プライドが高い人は「分からない」と言えません。
そして、分からない自分を周囲に見せたくありません。
いくら経験が長くても、専門的に仕事をしていても、
前例がない問題にあたったら初めての経験になります。
分からなかったら、調べたり相談したり準備したり、職場の中で出来ることをやれば良いのですが、
「分からない」と、言えません。
こんな人には、「私が勉強不足なのですが…」と、『あなたより私の方が分かってないですよ』
と、そっとアピールするとプライドを保てます。
「お前には関係ない!」
自分のテリトリーへ侵入するのを、防ごうとする思いがあります。
しっかり仕事をやっているように見えても、本当は自信がありません。
自信がない人は、他の人が自分のテリトリーへ入ってくると
「ポジションを取られるかもしれない」と怖くなります。
こちらにその気が全然なくても、怖いと感じた分だけ強く感情が出ます。
こんな人には、「このことはあなたが一番分かっているので、頼りにしています」
と、ポジションを奪おうとは考えていないことをそっと伝えましょう。
仕事には、入ってはいけないテリトリーもあります。
誤ってテリトリーに入ってしまったら、すぐに口を引っ込めましょう。(笑)
感情的な相手を黙らせるには
感情的になる人は、自分の本当の思いに気づいていません。
(分かっていて隠そうとしている人もいます。笑)
本当は責任を取りたくないのに、周囲に恥ずかしい姿を見せたくないのに
と、感じていても、口に出して怒っている事が正しい!!と思い込んでいます。
思い込んでヒートアップした相手に、力ずくで黙らせようすると、火に油を注ぎます。
力ずくで黙らせようとすること。
それは、ヒートアップしている相手に理由を伝えようとしたり、
やってきた内容を伝えようとしたりすること。
貴方が相手より上の立場なら上手く行くかもしれません。
そうでない場合は、「言い訳している」と余計に怒らせることになります。
結果を伝えたとしても、感情的になっている相手は「経過が悪い」
と、怒りをこちらのどこかにぶつけてきます。
まずは、相手の感情が落ち着くまで、黙って聞いていましょう。
黙って聞くことが、一番早く相手を黙らせます。
まとめ
感情的になる人について、いかがでしたか?
感情的になる人は、弱い人です。
けれど、それを他の人に知られたくありません。
相手が知られたくないと思っている部分には触れずに、
そっと安心させてあげてあげましょう。
相手が感情的になっているときに、黙って聞いている貴方を、周囲の人は見ています。
黙って聞くことが一番早く相手の感情を落ち着かせますし、
感情的なっているのが相手の一方だけであれば「感情的になることではない」
と、周囲が感じ、貴方の気持ちを分かってくれます。
貴方の気持ちを、分かってくれる人がいる。
貴方と一緒に、ストレス発散をしてくれる。
それが、貴方のストレスを減らします。
感情的になった相手の言葉の裏側を見ながら、そっと安心させて上げましょう。